猫を迎えたいと思った経緯

私が猫を迎えたいと思った経緯

●癒される
●人間として助けられることがあるなら。
 (そこには、人間のエゴかもしれないという思いもありました)

SNSでよく上がってくるようになった可愛い猫の投稿がきっかけで、
犬派だった私もすっかり猫のとりこに。

仕事が終われば夜中2時とか3時まで
毎晩のように猫の投稿を見ていました。
一睡もせず仕事行ったときも何度か。汗
まあそんな日課は現在も継続中なのですが。

保護活動をされいる方々の投稿もたくさん見るようになりました。

それまで猫や犬を迎え入れるのは
【ペットショップで買う】という考えしかなかった私。
【保護して迎え入れる】ということを
意識するようになりました。

猫たちがお金で売買されている中、
今日もどこかでかわいい猫たちが捨てられ、
どこかで殺処分されている現状。

野良猫経験がない猫がいきなり外の世界に置いて行かれて、
どんな心細くて怖いだろう。
なんの罪もない猫たちが人間に殺されていくって
本当に悲しい気持ちになりました。

どんな猫だって生きる権利あるのに、
人間に殺処分されちゃう猫もいるなんて。
人間の勝手な欲望に振り回されてるよね。

2020年コロナ感染拡大によって、私もリモートワークになり、
知り合いに会う機会も減っていった中で、

「私ってなんのために生きているのかな」
「別にやりたいこともないんだけど」
「死んだらすべて終わり。いつ死んでもよくない?」なんて
負のオーラを放ちまくって生きていました。
(いじけていただけかも。)

そんな時に猫に魅了され、
「私でも救える猫の命があるなら迎え入れたい」って思えたんです。

同時にこんなことも考えてました。

【野良猫を家にお迎えする=猫は幸せ】
【外猫より家猫の方が幸せ】
とも限らないのかも。

人間が1人1人性格が違うように、猫も1匹1匹性格が違う。
好きな生き方・過ごし方も違う。

「外は暑いし寒いし、食料確保するの大変だけど、
色んなものがあってすごく広くて楽しかった」
なんて思っているかもしれない。

けれど、家猫(保護)にしてあげることで、

・交通事故での犠牲を減らせる
・猫同士の喧嘩での大けが回避できる
・猫風邪/白血病などのウイルス感染のリスクを下げてあげられる
・病院に連れていってあげられるし、健康的な食事も提供できる
・暑さ/寒さ/雨/雪から守られる
・周りの危険におびえずゆっくり寝床確保ができる
・寿命を延ばしてあげられる

など、いいことはたくさんあると思いました。

猫は「そんなことしったこちゃないよ!病院なんて行きたくないよ」
とか思ってるかもしれませんが。

けど、保護された猫たちがそれぞれの新しい家で
おっぴろげでくつろいでいらっしゃる姿や、
人間にすりすりごろごろして
甘えていらっしゃる姿を見ていて、
あきらかに外にいた時より、心地よさそう。
外猫のときの険しい顔はなくなっている。

可愛くて愛おしい猫。
救える命があるなら、私も飼いたい。

猫にも、
毎日極楽~!
人間もいい生き物だな~!って思ってもらえるくらい
幸せな猫生にしてあげたい。
そう思うようになりました

知識不足で誤った考えをしている部分もあるかもしれません。
そしてペットショップやブリーダー様から買われた猫が
幸せではないと思っているわけではなく、
「私が責任を持って猫を迎え入れたいと思えた理由」が
保護猫を迎え入れることだった、ということだけです。
猫を飼いたい経緯はそれぞれで、
大切にお世話されている猫は
みんな同じくらい幸せだと思います。

ただ
ペットを飼いたい→ペットショップ
という選択肢だけではない、という理解が
もっともっと浸透していくと良いな~と思います。

家猫で良かったと思ってもらえる猫を1匹でも増やす。
私の元に来てくれた猫は1日も無駄にすることなく
楽しい猫生にしてもらいたい。

そんな風に思っています。